










近年、世界規模で温暖化が加速する中、環境問題への取り組みが求められています。またエネルギー循環型社会においても、環境負担の少ない廃棄物処理や省資源化、ごみの減量化、リサイクルの推進が課題となっており官民一体となった取り組みが求められています。
こうした中、竹田市では平成22年2月に地域新エネルギービジョンを策定し、同年7月にはバイオマスタウン構想が策定されました。
環境・エネルギー分野ではBDF(廃食用油活用プロジェクト:家庭や事業所からの廃食用油を分別回収して燃料化することにより、廃棄物の減量化と有効活用を目指すものです)、森林資源活用、里山保全を目的とした竹利用等のバイオマス資源の普及、産業化を確立させることによって雇用創出を目指しています。
竹田市バイオマスタウン構想に基づくBDF(廃食用油活用プロジェクト)のイメージ

森林バイオマス(先進事例)
薪と製紙用パルプチップ原料としての地域流通システム(土佐の森・救援隊)
- 林地残材の活用
山に放置されていた林地残材(りんちざんざい)端材など住民や会員が軽トラックなどで運び、薪と製紙用パルプチップ原料として利用される仕組みです。 - 地域通貨の活用
「モリ券」といわれる地域通貨を活用し、地域商店やガソリンスタンドで使用できます。 - 材仕分け・多目的使用
持ち込まれた木材を、A・B材は木材市場へ、C材はバイオマス燃料の原料や、製紙工場、薪燃料用として使用します。 - 薪の活用
薪ボイラーの普及、家庭用薪ストーブ、山間地の高齢者対策(薪風呂用)

- 企業化支援セミナーの開催(年6回)
竹田市におけるバイオマスの産業育成に必要なノウハウを学びます。
- BDF(廃食用油)活用人材育成セミナー(年9回)
- 竹資源活用人材育成セミナー(年9回)
- 新エネルギー活用人材育成セミナー(年9回)
- 環境・エネルギー分野(森林バイオマスほか)における創業者養成セミナー(年9回)
*「竹田市バイオマスタウン構想」の実現を目指し、実現性の高いプロジェクトを先行して実施します。
平成24年度は地域内で実証、実践を行いますが、それぞれの役割を担う人材が必要です。
必要とされる人材の確保やセミナーへの参加をお待ちしています。
セミナーは竹田市民の方なら、どなたでも参加できます。
お気軽に下記までお問い合わせください。
〒878-0011 大分県竹田市大字会々2250-1
竹田市経済活性化促進協議会/TEL0974-62-2122